テープ起こしに必要なこと その2

テープ起こしに必要なこと、その2は……
「正確に聞き取って正しく起こすことができる」……かなと思いましたが、
それほど重要視していない自分に気がつきました。

聞き間違い、それは誰にでもあること。
それをそのままクライアントさんに納品することを未然に防ぎ、
しっかり校閲することが自分の仕事かなと思います。

なので、どちらかというと「仕様書を正しく理解することのできる人」が
よりテープ起こしには向いています。
テープ起こしのお仕事には、多くの場合仕様があります。
例えば「わかる」は「分かる」と表記しなさい、とか、
「ところ」は、場所を指すときは「所」、「今のところ」のようなときは「ところ」、など。
たとえ聞き間違いはあっても、指示した表記はきちんとチェックしてほしい。
聞き間違いは経験を積んでいるうちにだんだん聞き取れてくるものです。
仕様を丁寧にチェックする姿勢は、とても大切なことだと思います。
a0002_010998