AIとの未来

前回のブログで、テープ起こしの世界もAIの技術がひたひたと迫ってきているという話を書きましたが、AIは今、私にとってはすごく身近な話題なのです。
なぜなら、9月から始まった「仮面ライダーゼロワン」は、AIがテーマになっているから!
主人公はAI会社の若き社長(ほんとはお笑い芸人を目指していたのですが)。
ヒューマギアと呼ばれるAIが、様々な仕事をサポートする近未来の設定になっています。

これがね、近未来に実際に起こるんじゃないか…と思わせるようなリアリティのあるストーリーで、なかなかすごいのですよ。
例えば、アシスタントであるAIにストーリーまで考えさせて、画も全部描かせて、自分はダラダラとサボっている漫画家。
そんな漫画家に主人公が言ったせりふを起こしてみました。

「もっと情熱を込めて漫画を描いてください。漫画家は人の心を動かすすごいお仕事なんですよ!」
「もし人間に情熱がなくなったら、AIの勤勉さに負けるだけじゃないでしょうか?」

…なかなか深いセリフです。

そのほかにも、禁止されているはずの、故人そっくりのヒューマギアをつくって身近に置いているなど、実際将来起こりうる、倫理的な問題などもストーリーに組み込まれていて、大変興味ぶかいです。

そしてAIは悪者にハッキングされて、人類を襲い出す……とストーリーは展開していくのですが…。

果たして人間はAIと共存できるのか? それとも道具としてのみ使うのか? もしくは排除してしまうのか? この辺の見せ方も非常に巧みで、毎週見るのが楽しみです。
仮面ライダーシリーズ、大好きで毎年見続けているけど、今年は久々にかぶりつきです!