録音で気をつけていること

秋から冬にかけて、出張録音のご依頼をたくさんいただきました。
録音のご依頼をいただいた当日は、会議30分ほど前に会場に入らせていただきます。
広い会場の場合は、録音機器を4台、それぞれ離れた場所に設置させていただきます。
これは、話す人とマイクとの距離によって、だいぶ録れる音が違ってくるからです。
ある人の発言が、1つのICレコーダーの音で聞き取りにくくても、ほかのレコーダーではしっかり録れていることがあります。
正確なテープ起こし原稿をつくるための工夫の1つです。

もう1つの工夫は、会議中どなたが発言したかメモをしておくこと。
あとで聞き直したときに、発言がしっかり録音されていても、どなたが発言したかがわからないと、正確な原稿とは言えません。
会議資料と一緒に座席表もいただくことが多いのですが、これがすごく役立ちます。
私が座る座席は後ろの席のことが多く、皆さんのお顔と名札が見れないことが多いです。
そんなときは座席表を見ながら発言者のお名前を確認できるので、本当に助かります!

録音終了後はオフィスに戻り、ICレコーダーの音をパソコンに移し、聞き取って入力→聞き直し確認→納品という流れで、お仕事が完結します。